こんにちは。片まひの娘のこなみと暮らすナミマです。
片麻痺のある方の悩み、寒くなってくると動かしずらくなる手足。
こなみも、冷え込んできたなぁと思うと足が突っ張りやすくなってきたり、麻痺側の右手の参加が見られなくなったり、握った状態から離せなくなったりと何かと支障が出てきます。
今回は、そんなときにこなみとやっている対処法を紹介します。
なぜ、冷えると動きずらくなるのか?
まずはなぜ冷えると動きずらくなるのか。
片麻痺の方の場合、麻痺側だけ手足が冷たかったりします。
これは麻痺側の筋肉の活動が少ないからだそうです。ほとんど活動の無い方も多いとのこと。
体感も筋肉が低下していることにより、寒く感じるそうです。
ただでさえ筋肉の低下している麻痺側、そこに冷えが重なり、さらに動かなくなる。どんどん悪循環になっていってしまいます。
日ごろから少しづつでも改善できるように心がけたいですね。
冷え込みで体が動かしにくいときのアイデア
ほぐす・さする
動かしずらいとき筋肉が硬直してしまっているので、さするだけでもかなり効果があるとリハビリで習ったのでやっています。
実際、冷えてくると手が力みがちなのですが、さすったり、筋肉をほぐしたりするだけでかなり筋肉ゆるみます。
本当に少しずつでも解きほぐしていくようにするのがポイント!!
ストレッチ
動かしにくいときはゆっくり動かすことが大事だと思います。寝ころんだ状態や安定したところで
下半身・・・足首、ひざ、脚の付け根、お尻
上半身・・・手首、ひじ、肩、首
健側の手で補助しながらゆっくりのばしていきます。お手伝いしてもらえるならゆっくり押してもらうのもオススメです。
体があたたまり、可動域が広がります。無理はせず、少しでもできたらOKです。やらないよりは絶対いい!!!
お散歩などの、簡単な運動を取り入れる
ストレッチに似ていますが、こちらでは全体運動について。
冷え込んでくると出かけるのも嫌になります。で、ますます動きが悪くなる。
散歩や家事など、自然と体全体が動かせることを日々取り入れたいですね。
そうすることで、足首や手首、ひざなどが固まっているのをほぐしやすくします。プラスで筋肉がついてくれたら、麻痺で動かしにくくなった箇所のサポートにもつながりますよ。
毎日お風呂に浸かる、むずかしいときは足湯がおすすめ
芯から温まり、かたまってしまった筋肉もほぐれやすくなります。
しかしなかなか立ったり座ったりが難しく、湯船に毎日は・・という方も見えると思います。そんなときは足湯がおすすめ!!
おおきめのバケツにお湯を張り10分ほど足をあたためるだけでも効果があります。
冷え取りグッツであたためる、おすすめアイテム
冷えはかなり麻痺の大敵なので、あたためておいて損はないです。
足首や手首をあたためておくこと。寝る時やテレビを見る時でも常に温めておいたほうが次動くときに動かしやすい。
おうちで足湯
先ほど湯船に浸かれないときに足湯をオススメしましたが、おうちで足湯で癒される専用のグッツもたくさん出ています。
遠赤外線サポーター
寝る時に靴下タイプをはくと寝られない方も見えると思います。そんな方はこんな足首をあたためるものがおすすめ。
手首は見えやすいので、私服になじむものだといいですね。
レンジでチンで簡単、ゆたんぽ気分
さいごに
今回は”寒くなってきたときの、片まひとの付き合い方”について、我が家で実践しているアイデアやアイテムを紹介しました。
これらひとつでも日々行うことで、かたまっていてもほぐれやすくなります。
寒さの厳しい時期に、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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