入院するときのスリッパはどんなものがいいんだろう?
入院する際のスリッパやルームシューズはどんなものがいいか悩んでいる方が結構いるのではないでしょうか?
私自身が入院した際や、母や子供が入院する際、毎回悩んでいました。
そんなとき、他の入院患者さんがどんなものを履いていたか、経験上どんな履物だと助かったかをご紹介します。
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【入院】の際、スリッパやルームシューズの選び方
病院から形や素材が指定される場合もありますがほとんどは、
かかとのあるもの・着脱しやすいもの
と言われることが多いと思います。
これらを踏まえて入院した際見かけた、便利だったものを種類別にご紹介。
選ぶ際のコツ(あくまで私の見解です)
いくつか紹介させていただきますが、迷うこともあると思います。
そんなとき、少しこころにとめておいてほしいのがこのスリッパ・ルームシューズを使うところのこと・・
病棟内!!つまりは、みんなが屋外用の靴で出入りする場所!!
当たり前なんですけどね。パジャマで履くからなんとなく屋内用選びでがちになるのですが、数日履いただけでスリッパの裏側は真っ黒になります!!
なのでおすすめは屋外用!!スリッポンのようなスニーカーでもサンダルでも、私としては外でも履けるものをおすすめします。
もちろん最後は好みですよ。
【入院】スリッパ・ルームシューズのおすすめの種類
サボ型サンダル
スリッポン型 かかとが踏めるスニーカー
出典:楽天市場 靴のニシムラ
スリッポンとは、基本的にはひもや留め具がなく,着脱のしやすい靴のことをいいます。ただ全部が全部装飾がないわけではなく、上にある写真のようにゴムで調整できるもの、かかとを踏んでサボのように履けるものも多く出ています。
入院中に歩行訓練などのリハビリがある患者さんは、スリッポンをきちんとかかとまで履けばスニーカーのようになる履物を選ぶといいですよ!
スリッポン型 かかとが踏めるモックシューズ
出典:楽天市場
モックシューズは簡単に脱ぎ履きできるスリッポンシューズの一種で、靴紐や金具が付いていないのが大きな特徴です。足を包み込んでくれるような形状に作られているので、歩くときに脱げてしまう心配もなく、長時間でも快適に履き続けられます。引用:IECOLLE
アウトドアシーンでよく見かけるモックシューズ。シンプルなスニーカータイプをよく見かけますが、ここ最近は防寒使用のかかとの踏めるタイプが多くあります。
病院は足元がオールシーズン冷えるので防寒タイプもおすすめです。
かかとつきスリッパ
出典:楽天市場 オーディン07
かかと付きのスリッパです。今はいろんな種類が販売されていて、かわいいもの・オシャレなものが多くある印象です。
バブーシュ(モロッコの伝統的な履物)
出典:楽天市場 upstairs outdoor living
バブーシュはモロッコの伝統的な履物、かかとが折りたたまれているのが特徴です。
上の写真のものは屋外用になります。室内用のバブーシュも多くあり、ビースなどのかわいい装飾のものもあり入院時の気分も上がります。
うわばき・スニーカータイプ(介護・リハビリ用)
誰かに履かせてもらう、足をしっかり踏ん張れない状況の方に向いている甲の部分が全開できるタイプのスニーカーやうわばき。
おしゃれなものを選べば、退院してからも使いやすいし、履かせやすいものなら介助する側も助かります。
入院中、歩行訓練などのリハビリをする方は普段履きのスリッパにプラスでうわばきやスニーカータイプを準備しておくのもいいですね。
番外編?NIKE GO FlyEase(ナイキ ゴーフライ イーズ)
■フライイーズとは?
障がいを持つアスリートの意見をもとに、シューズの着脱を容易にすることを目的に2015年にスタート。これまで、ベルクロ付きのストラップと踵周りに付けられたジッパーによって片手での着脱を可能にした「エア ジョーダン 1」などを展開してきました。引用:FASHIONSNAP
リカバリーサンダル
出典:楽天市場 bonico https://item.rakuten.co.jp/bonico-shop/oofos_ooahh/
まずはリカバリーサンダルとは
リカバリーサンダルとはその名の通り、足の疲労を回復させるために履くサンダルのこと。一般的にスニーカーやサンダルは反発性に優れているが、リカバリーサンダルは衝撃吸収性が秀でており、足や関節への負荷を極力抑えることで疲労回復を狙うアイテム。
引用:OTOKOMAE https://otokomaeken.com/masterpiece/168930
非常に足に優しいサンダル、今かなり種類がでています。
ビーチサンダルの形をしたものや、甲が覆われた形のサンダルがより多くでています。
かかとあるものと指定のある病院だと使えませんが、指で鼻緒を挟んだり、甲がしっかり覆われているので脱げにくいサンダル・スリッパーという点では合格だと思います。
クッション性に優れて、足にフィットしてくれ、関節にも優しい。若者はもちろん、ご年配の方にもおすすめです。
リハビリ用のスニーカーと別でトイレや病棟内などのちょい履きに準備しておいても損はないと思います。
OOFOS(ウーフォス)は最初にリカバリーサンダルの名前を広めたメーカー。
SIDAS(シダス)のこのZ型に配置されたストラップはよりホールド感アップで安心感があります。
日本人の足の特徴である「甲高」「幅広」に着目し、日本人にとって最も快適な履き心地を追求しているそうです。厚底に見えますが、それがクッションになり履き心地はかなりいいですよ。
どれもフィット感には優れているのですが、EVAという樹脂でできているので病院の床の素材に引っかかる可能性もあります。注意しましょう。
子ども向け スリッパ・シューズ(タイプいろいろ)
子供向け、上記記載したものをいろいろ混ぜておすすめします。
退屈になりがちな入院生活、すこしでも気に入ったものでお子さんの気持ちを落ち着かせてあげたいですね。
【入院】スリッパ・ルームシューズで選ぶには△なもの
クロックス型のサンダル
このタイプはかかとの部分を動かせるので、つっかけタイプにもなります。実際病棟でこのタイプはよく見かけました。
ただ病院や患者さんの症状によって、このサンダルの素材が病院の床に引っかかるなどの理由からクロックスタイプは禁止されていることがあります。
入院の際に病院側からあらかじめ伝えられると思いますので、確認しておきましょう。
普段から履きなれている方はいいかもしれませんが、脚が普段より上がらない、点滴と一緒に移動など普段とは違うことも多々ありますのでお気を付けください。
使い捨てスリッパ
出典:楽天市場 快適生活応援倶楽部Localservice (rakuten.co.jp)
使い捨てスリッパは、日帰り入院や1~2泊くらいの入院には便利かと思います。
が、こちらはかかともなく、使い捨てということで素材も薄く転倒する可能性があります。選ぶ際は十分お気を付けください。
さいごに
今回は入院時に履くスリッパ・ルームシューズを紹介しました。
選択肢はいろいろありますが、それぞれの患者さんにあった履物を選んで快適な入院生活を送りましょう。
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