【片麻痺さんに最適】実際助かった便利グッツご紹介!!

これ便利だよ!!おすすめでーす!

娘が片麻痺を患ってからもうすぐ4年。

利き手も交換することになったので、なかなか厳しい生活からのスタートでした。

今では手も足も麻痺の手で補助しながらかなり細かいことまでできるようになりました。

まだまだつたないころから、現在にいたるまで助けてくれている便利グッツをご紹介します。

 

《片麻痺》お助け便利グッツをご紹介!!

 

我が家でいろいろ使ってみて本当に便利だったものをご紹介します。

片麻痺の患者さん専用のものから、健常者の方も一緒に使って便利なものもあるので是非参考になれば嬉しいです。

歯ブラシの介助に便利に ~歯磨き粉ディスペンサー~

退院して通常の生活にもどり、最初に苦労したのは歯ブラシに歯磨きチューブをつけることです。

入院中は私と娘1対1でお世話するのは容易でしたが、通常の生活に戻ると私には家事や仕事、兄弟の世話もあり、気にならなかったことが重荷になることが多々ありました。

歯ブラシは一日に3度、食後の片づけをしているバタバタ時間にやってきます。

歯ブラシを置き、フタをとり、チューブをちょうどいい量に絞り出す、なかなかそれが利き手ではない手でできませんでした。

そんなときに助かったのが、

こちら、上から蓋を外した歯磨きチューブをさし、下のレバーを押すと歯磨きチューブがちょうどよく出ます。

歯ブラシを置かなくてもいいし、フタをはずす必要もない。時間がかかっていた作業が一瞬でできます。

本当に助かりました!!

結局娘だけではなく、家族全員使ってました。

よりオシャレなものや、丸洗いできるもの、かわいいもの、歯ブラシたて付きや除菌できるものなど選択肢が多くなっていました。

 

トイレを快適に ~トイレットペーパーホルダー~

トイレットペーパーをうまく切れないことが悩みでした。

健常者は上のフタを片手で抑えて、もう一方でカットしますよね。

ですがすべて片手でやらなくてはいけないとなると、切れ目がきれいにカットできません。

娘の入った後は、トイレットペーパーがダラーっと伸びてしまっていました。床についてしまってることも・・・

そんなときに

これ本当に便利でした。ぎざぎざの部分はゴムなのでケガする心配もないし、力がいらずに切れます。

すでに据え付けのトイレットペーパーホルダーがある方は別に一つつける形になりますが、我が家としてはそこまで気になりません。

食事がしやすく ~ノンスリップトレイ~

利き手を変えたことで食事をこぼしがちに。

それまでランチョンマットやトレイなどは使っていませんでしたが、調達することに。

見習ったのは、病院や学校で使うようなちょうどいい滑り止め付きのトレイ。

ちょうどいいというのは、滑らないけど、つっかからに程度には滑る感じ。ちょっと感覚的なので伝わらなかったらすいません。

食事用やおやつ用とサイズ違いで揃えました。すごく便利です。今では自分で乗せて運んでくれるようになりました。ちょっとかたむいたくらいでは、ずり落ちないのでおすすめです。

 

紙に字が書きやすくなる ~すべり止め下敷き~

片手で抑えられないと紙に字を書くのもままならない、娘が片麻痺になってみて気が付きました。

ノートとかは大丈夫なんですが、プリントや折り紙に何かを書こうとするとずれてしまいペーパーウェイト、いわゆる文鎮を置いて作業してました。

でも消しゴムをかけるとずれたり、まだ利き手ではない手で字を書くことに慣れない娘は力が入りすぎてしまい紙がずれてしまうことが多かったんです。

そんなときに見つけたこちらのスベラナイト

 

これ、本当に優秀!!こちらはA4サイズ。普通のはさみで切れるくらいの薄さで、サイズも調整できます。

片手で紙に字がかけるし、消しゴムをかけてもずれない。ペーパーウェイトもないので、自由度もあがる。娘が一番感動した商品です。

欲を言えば、色にバリエーションがあれば嬉しい・・柄物とか。一見知らない人が見ると、なんだろ?って捨てられそうなので・・・

汚れても洗えるので、ランチョンマットにもなります。ちょうどいいB3サイズ有り。

ただ、アイスや納豆、ヨーグルトなど、片手で抑えて食べたいものも食べやすいと口コミがありましたが実際に食べてみてもコツが必要かなと思いました。

横にすくうと倒れてしまうので、奥から手前にすくうとうまくできました。そのやり方でも固いアイスは難しかったです。

 

髪を乾かすのに時間がラクに ~ドライヤークリップ~

幼くして片麻痺になったので、なかなかずっと同じ手でドライヤーを持ち続けることができませんでした。

もちろん今でも親が手伝うことも多々ありますが、忙しいときは自分でやってもらいたい!!

そんなときの味方として準備したのがこちら

これに挟んで、自分で頭の角度を変えながら乾かします。手が空くので、ブラシをかけながらやタオルドライをしながら乾かせるので時短にもなります。

本を読むのが快適に ~書見台~

本を読むのも、片手で抑えないと難しいことのひとつです。

大きい絵本のようなものだといいんですが、サイズが小さくなるとめくるのが一苦労。

我が家で使っているのは、

カラーバリエーションも豊富で、ひっかけるだけで簡単におさえられます。

こちらを最初に購入しましたが、かなりしっかり挟むタイプなので、本を読むのに毎回きっちり挟むのも正直めんどくさい。

ただページの紙が厚いものだとこちらのしっかりタイプじゃないと、もどってしまうので用途によって使い分けしている状態です。

基本は前者のものがメインかな。

まだ未開拓なこと・・・

まだできないまま、なんとなくやりすごしていることがいくつかあります。

はさみ使い

娘はまだ小学生なので、かなりハサミを使います。図工などで綺麗にまっすぐ切る、カーブ、パーツを切るなどの細かい作業の点でアイデアがまだ未開拓です。

高価な補助具はありますが、そこに手を出さずにいきたいところ・・・

今は基本は写真にある通り、麻痺の手に待たせ切っている状況。あとバインダーに挟んだり、誰かにもってもらったりで切っています。

包丁使い

御手伝いに芽生えるお年頃の娘。

この先生活を考えると早めに少しづつでも慣らしていきたいところ。

こんなグッツがあることは調べて知ってはいるのですが、まだ私が抑えて娘が包丁で切っている状況です。

肉や野菜は、ある程度は調理ばさみでもできますし、料理のレパートリーを少しづつ増やしながら困らないようにしていってあげたいです。

オシャレ(服・靴)

オシャレ好きな娘。

まわりの友達がかわいい靴を半年に1度くらい変えながら小学校に履いてきてるなか、娘は装具対応の靴を毎日毎日はいています。

休みの日は、あまり歩かない日に限り気分転換に足首の固定できるスニーカーやブーツを履くこともありますがやはり動くには限界がある。

服は器用にわりとなんでも着ますが、ピタっとしたデザインの服は脱ぎずらく、ズボンやキュロットは装具を履くことを逆算して決めています。

少しでも気分の上がるものを身につけさせてあげたいです。特に靴は深刻な課題です!!

さいごに

今回は、片麻痺の娘が実際使っている便利なグッツを紹介しました。

正直、これは騙されたなってものや、流通が少ない分高価なお品物が多い。

尚且つ、色も形もかわいくないのが現状。もう少し介護・介助グッツがかわいくオシャレなものが増えることを期待したいです。


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